私立中学では、iPadを活用した授業や宿題が当たり前になっています。それに加え、AirPods(ワイヤレスイヤホン)を使って学習動画を視聴したり、リスニング対策をしたりする機会も増えていきます。
しかし、これらのデジタルツールは正しく使わないと逆効果になることも。親として今からできる対策や心構えを紹介します!

iPad活用のポイント
- 基本操作を親も理解する
→ スクリーンショット、Split View(画面分割)、ノートアプリの活用など、子どもが学ぶ機能を親も知っておくと安心。 - Wi-Fi環境を整える
→ オンライン授業や動画視聴がスムーズにできるように、通信環境をチェック。 - データ整理を習慣にする
→ フォルダ分けやクラウド活用(Google Drive・OneDriveなど)を教えておくと、提出ミスやデータ紛失を防げる。 - 勉強に集中できる環境作り
→ iPadでの「目的外使用」(ゲーム・SNS)を防ぐため、勉強時間中のルールを決める(例:「リビングで使用する」「時間を決める」など)。
AirPodsを使う際の注意点
iPadと同じく、AirPodsも勉強の強い味方になります。リスニング学習やオンライン授業での活用が期待できますが、一日中つけっぱなしにすることで思わぬ弊害も。
- 耳の健康リスク
→ 長時間の使用は耳に負担をかけ、耳の痛み・難聴リスクにつながることも。1時間ごとに外して休憩を。 - 集中力の低下
→ 「ながら聞き」は逆に集中力を下げることも。勉強時は必要なときだけ使用し、環境音も大切にする。 - 周囲の音が聞こえにくくなる
→ ノイズキャンセリング機能に頼りすぎると、周囲の音が聞こえず安全面でのリスクも。通学中や外での使用は慎重に。
親の心構え
- 「使いすぎ」を叱るのではなく、正しい使い方を一緒に考える
- 親もiPadを触って、学校のデジタル学習を理解する
- iPad・AirPodsの使い方を“管理”ではなく“サポート”する姿勢で
デジタル学習は、正しく使えば効率アップ&便利なツールになりますが、使い方を間違えると勉強の妨げにもなります。
子どもがうまく活用できるよう、親として今からサポートしていきましょう!
コメント